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「できていること」に目を向ける
- 人は良い事よりも悪い事の方に注目してしまう
- 通信簿が5段階の5が多くても1があれば1に注目してしまう
- 人が変わる初めの一歩はまず「できていること」に目を向ける
- 欠点を克服するよりも「できていること」を伸ばした方が楽で簡単
選択肢が多い事で起こる弊害
- 24種類のジャムより、6種類のジャムの方が10倍売れる
- 人は選択肢が多くなると「選択しない行動」をする
- 「選択しない行動」は「間違った判断」の元になる
人は曖昧だと行動ができない
- 人を変えたければとびきり明確な指示を与えなければならない
- 複雑な説明をしない
- 選択肢を増やさない
- その行動には選択肢がなくシンプルにする
- ゴールへの小さな一歩を決める
目標を具体化し細分化する
- 曖昧な目標は選択を増やしてしまい行動に移せない
- 具体的な行動にまで落とし込む事が重要になる
(「いつ」、「誰が」、「何を」すれば良いのか) - 目標が大きすぎると行動ができないので細分化する
- 行動は人が大変と思わないくらい小さくする
例えば「読書なら」なら「1ページだけ」など - 最初の行動が重いだけでそれ以降は惰性で続きやすい
「正当化」という抜け道
- 目標に曖昧さを残すと人は抜け道を探して正当化する
- 例えば「ワインは1日1杯」では曖昧
もっと飲みたいから、グラス一杯に注いだり、大きなグラスにしたりする - 「ワインを飲まない」であれば抜け道はなくなる
環境を整える
- 人は知らず知らずのうちに環境の影響を受けている
- 自分の行動を変えたい時は身の回りの環境を先に変える
- 環境を変える場合は「適切な行動」をしやすい様に「不適切な行動」をとりにくい様にする
- コーヒーマシンを朝起きる時間にセット(「早起き」という適切な行動につながる)
- 食器のサイズを一回り小さくする(「食べ過ぎ」という不適切な行動の防止につながる)
人は他人の行動を真似る
- 人は他人の行動を真似る
- 良い行動や悪い行動を取る人が周りにいたら自分もそうなる
- 「尊敬できる人」や「なりたい自分」と近い人のそばにいること
変化が成功する時のパターン
- 明確な方向性が決まっている
- 十分なやる気がある
- 変化に耐えれるだけの環境がある
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この本は変化に対する人の「理性感情環境」が大切だと述べており、
それを裏付ける具体例が多く掲載されているので心から納得できる良書となっています。
「自分他人集団」のケースに対応できるので今後に役立つ良書だと思います。
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