4章:人間関係が驚くほどラクになるヒント
その人に出会えたのは「偶然」じゃない
- いまあなたと会っているこのときは再び訪れることのないかけがえのないたった一度きりの時間
- その姿勢でいたら、どんな出会いも大切にするし、相手への感謝の思いも自然に湧き上がる
「いい縁」を結ぶ
- 何事にも一生懸命取り組む、その姿勢でいたら、おのずと良縁がもたらされる
- 見ている人は間違いなく見ている
「お先にどうぞ」は、最高の人間関係のコツ
- 「お先にどうぞ」といえる二番手がもっとも良いポジション
- 力ある二番手なら自分が動かなくてもいずれは周囲から押し出される
- 押し出された人は、自分から先頭に立とうとする人とは違って、足を引っ張られることはない
- それどころか周囲は喜んで手を貸してくれる
- 気づいたら統率力のあるリーダーになっている
正論を振りかざさない、「相手の顔も立てる」
- 正論をいうときは目線が相手よりも高くなっている
- そういう関係性では言葉は通じ合わないし、信頼も生まれない
- どんな「考え方」も「意見」もあっていい、と受け止めてこそ「度量」を感じさせる
- 「相手の顔も立てる」というのは、自分の考えを広げたり、深めたりするために有効なヒントを求めることになっている
- また人間関係を円滑にし、仕事で結果を出したり、自分自身を成長させたりするための知恵でもある
- 相手をとことんやり込めたあとに待っているのは、「むなしい征服感」
「また会いたい」と思わせる
- 自分がされて嫌だと感じることは人にしない
- 逆に人からされて嬉しかったこと、ありがたかったこと、幸せに感じたことを、自分の行動の「流儀」にして相手に積極的に行う
過ちは「すぐ」に認める
- 謝罪の鉄則は「すぐに」「直接」謝る
- 時間が経ってしまうと、とりかかるのが難しくなる
- 本当の気持ちは言葉だけでは伝わらない、直接あって伝えることが大切
「迷わず」助けを求める
- なにもかも包み隠さず、あからさまにしてしまえば、良いことがたくさんある
- 苦しい、辛いと思ったら、思いをあからさまにする
- 助けてほしいときは、一人で抱え込まずに助けを求めればいい
- 心情を吐露するだけでも心が軽くなる
- 手を差し伸べてくれる人は必ずどこかにいる
損得で判断しない
- 損得勘定を人間関係の「前提」にしてはいけない
- 得になるからということを最優先にしてすり寄ると、結果は哀れなものになる
- 媚びて、へつらっていると態度やふるまいが卑屈になっていく
- これでは上下関係、支配、被支配の関係になり、心は疲れていき、活力を失ってし合う
5章:「悩み方」を変えると、人生は好転する
「もっと欲しい」と思うから苦しくなる
- 人間の欲望は満たされることはない
- お金を追い求めるとキリがない
- 我々はお金のために生きているのではない、生きる目的は普段にあって、金ではない
- それが逆転してしまうと人生が虚しいものになる
《禅の教え》
実際、「もう十分だ。ありがたい」と思って生きていれば、たとえ住まいが粗末なものでも、食べものが質素であっても、心は豊かである。一方、「こんなものじゃ満足できない」という思いがつねにあったら、どんな豪邸に住もうが、贅沢三昧な食事を貪ろうが、心はカサカサに渇いていく。
恋愛も「腹八分目」がちょうどいい
- 相手に完璧を求めない
- 違って当たり前、互いの理解度80%で「よし」とする
子供への「過干渉」が心配のタネとなる
- 子供に対する過干渉は毒
- 過干渉の背景には子供を「わがもの」と思う心がある
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禅の教えから普段の生活に活かす考え方がわかりやすく書かれています。
実践することでモノゴトの執着から解放されるので心のゴミが掃除されて人生が生きやすくなります。
人生の大切な一冊になりますよ。
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