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「セルフトーク」とは
感情や行動の引き金として、自分の中に生まれる言葉
「セルフトーク」が生まれる要因
- 「自分はチャンスに強い」という「アイデンティティ」→チャンスに結果を残せなかった→「なぜ」
- 「時間は絶対に守るべき」という「価値観」→時間を守らない人を見たとき→「常識がない」
- 「基本的に人は信用できる」という「世界観」→人が裏切るところを見たとき→「許せない」
「セルフトーク」の種類
「セルフトーク」にはA,Bの2種類ある
セルフトークA
- 刺激によって自動的に生まれ、「感情」から「反応」として行動を導く
- 簡単に言うと生まれる感情のままそれに反応すること
- セルフトークAはネガティブなトークが多い
- 「失敗はしたくない」、「~なったらどうしよう」、「なんで自分が・・・」
セルフトークB
- 自分の意志で生み出して「理性」を呼び起こし、「対応」として行動を導く
- 簡単に言うと感情に流されず目的をもって行動すること
- 何かの刺激によって湧き上がる感情のままに反応するのではなく、一度その感情を置いといて、目的のために行動する(自分をコントロールできているといえる)
セルフトークをコントロールする
コントロール
- セルフトークAを生まれるまま自由にしていくと自分をコントロールができなくなる
- セルフトークAが生まれたら、それを肯定し、セルフトークBを生み出して変化(A→B)させる
怒るのではなく叱りなさい
例えば子供が危ない事をしたとしたら、湧き上がる感情のままに子供に対し怒るのではなく、一度その感情を置いといて、子供のために目的をもって叱る(理性が働いて対応になる)
リーダーの3つの選択肢
①相手を説き伏せる
②相手の言っている事に妥協してしまう
③可能性を拓く(相手のために何ができるか)
①は自分のために、②は逃げる、どちらも感情にコントロールされている
③は相手の為に考えた「理性からの対応」である
自分の実力を発揮できない要因となるセルフトークA
身体が思うように動かない原因
- 「~しなければ」、「失敗したらどうしよう」を意識すると身体は緊張していく
- 「~しなければ」を意識してから行動することになるのでそれが身体を固くしている
- つまりセルフトークAが雑念になっている
集中力が極限に達し無意識に身体が反応する状態「ゾーン」
- セルフトークが無い状態=雑念がない=「ゾーン」
- 頭で考えないので無意識な状態、素早い反応ができる
- 頭で考えないので緊張が無い
セルフトークを減らすには
- 心と身体を整える(ストレスを減らす)
- ルーティンをつくる、守る(うまく行ったときの行動からつくる)
- アイデンティティを正しく理解する(自分はこんな人間という事に執着しない)
- 自分を守るのではなく、相手のことを考える(相手のための行動なら緊張しない)
- 他人にはったレッテルを剥がす(こんな人だと決めつけてしまうと強みや長所が見えなくなってしまう)
- 未完了をへらす(やることが多いと雑念が増える)
セルフトークマネジメントの超要約
- セルフトークを減らしなさい
- セルフトークAにならない様に、感情を受け止めてBに変えなさい
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セルフトークをマネジメントすることで「反応」を「対応」に変え、よりよい人生へと変えていける方法が書かれています。
自分自身への問いかけ方の問題だけでなく、なぜ人は緊張するのか、リーダーとしての正しい選択肢、あの人はこういう人と勝手にレッテルを貼ってその人をそれ以上見ていない等、気付かされることがとても多く勉強になります。
自分自身への問いかけ方の問題だけでなく、なぜ人は緊張するのか、リーダーとしての正しい選択肢、あの人はこういう人と勝手にレッテルを貼ってその人をそれ以上見ていない等、気付かされることがとても多く勉強になります。
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