市販のシャンプーは界面活性剤という成分が含まれていて、洗浄力が強すぎる為に必要以上に皮脂や脂分が取り除かれ乾燥してしまい、余計に皮脂の分泌を促してしまっているという。
その状態が頭皮の健康状態にとってよい訳はなく、薄毛や抜け毛、頭皮のトラブルになっている可能性があり、男にとっては「薄毛や抜け毛」は特に由々しき問題。
そこで出てきたのがシャンプーではなく、シャワーだけで洗う「湯シャン」。
メリットとしては
- 必要な皮脂はちゃんと残せる
- シャンプーのすすぎ残しがそもそもおこらない
- シャンプー代の節約
- 時間の短縮
初めて聞いた時は洗わないことへの抵抗がありましたが、やってみないとわからないってことで早速試してみました。
湯シャンのポイント
洗う前にブラッシング
- シャンプーを使わないので洗浄力が当然落ちる、なので事前に余計な汚れや皮脂を落としておく
- ブラシは毛先が頭皮にあたっても痛くないものを選ぶ(毛先が丸いものとか)
- 地肌に軽くあてながら心地いいと感じる強さで行う
洗い方
- 38度前後のぬるま湯で洗う
- 温度が高すぎると必要な皮脂まで落ちて乾燥の原因になる
- シャワーヘッドを地肌に近づけて、爪を立てないように指の腹でマッサージしながら行う
ドライヤーで乾かす
- タオルで擦らない(髪が痛む)
- タオルを髪に巻いて水分を吸収させる
- ドライヤーでしっかりと根本から乾かす
そもそも合わない人もいるので注意
- 皮脂量が多すぎてむしろシャンプーをした方が良い人
- ワックスやスプレーなどの整髪料を使用している
(これはしっかり落とさないといけません)
徐々に慣らす
いきなり毎日やりだすと影響が強く出てしまうので、週何回かで馴らしながらやってみてください。
この方法が合う人、合わない人がいる事を忘れない様にしましょう。
時短効果
計測方法
- お風呂にストップウォッチはもっていけないので「風呂場へ入る前と後」で1回あたりの入浴時間を計測
- 3週間、シャンプーする日と湯シャンする日で交互で繰り返す
- シャンプーした日と湯シャンした日を平均して、その差分を時短効果とする
結果
1日で2分30秒の時短効果がありました。
ということで、毎日続けたとして1週間、1ヶ月、年間で効果を算出します。
2.5分 x 7日 = 17.5分(1週間)
2.5分 x 30日 = 75分(1ヶ月)
2.5分 x 365日 = 912.5分(年間15.2時間)
イイですね。
かなりの効果じゃないですか!
やってみた実感
「痒くなった」、「フケが増えた」などの頭皮トラブルはありませんでした。
抜け毛の量は変わった感じはしません。
実感できた事は湯シャンの日に髪に潤いを感じた事です。
ドライヤーで乾かしてからブラシで髪を整えるのですが、なんかいつもよりツヤツヤしている気がします。
わかりにくい差なのですが・・・。
でも・・・、「おっさんの髪がツヤツヤしてどうするよ」と思いました。
1日毎だったのでそれほど影響はでなかったのかもしれませんが、これから徐々に湯シャンの日を増やして様子を見ながら続けていこうと思います。
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