整腸剤飲んで、バナナ食べて、ぬいぐるみ抱いて寝ろ【本要約】しつこい不安感が必ず消える セロトニン復活ストレス解消法

実用・暮らし・生活

ストレスホルモンを理解する

アドレナリン(攻撃分野を担うストレスホルモン)

  • ストレスを受けると分泌される
  • 交感神経が刺激され興奮状態になり、集中力や判断力、ストレス耐性が高まる
  • 戦闘モードに切り替えてストレスに立ち向かう準備を整える

コルチゾール(防御分野を担うストレスホルモン)

  • ストレスを受けると分泌される
  • ストレスによる脳機能の低下や血糖値の低下を防ぎ、免疫力を高める
  • ストレスに対抗するエネルギーを蓄える
  • 朝起きるときも使われるが、枯渇していると寝起きが悪くなる

ストレスを受け続けるとどうなるか

  • 慢性的にストレスを感じ続けるとストレスホルモンが枯渇しストレスを乗り越えられなくなる
  • 枯渇しているということは武器も持たずにストレスと戦うことになる
  • 当然、勝ち目はなく大きなダメージを心に残してしまう
  • 繰り返すことで失敗イメージを蓄積しネガティブなセルフイメージができてしまう
  • ネガティブなセルフイメージは立ち振る舞いに影響し、オドオドするようになる
  • 人間は自分よりエネルギーのレベルの低い人間を攻撃する特性があるので、更に誰から攻撃されやすくなりネガティブスパイラルに突入する
  • そして人はそれに耐えられなくなると・・・

幸せを感じるためのホルモン

セロトニン

  • 神経伝達物質のひとつ
  • 80%が腸内で作られる
  • 精神の安定に関わり、不足すると感情のコントロールが難しくなる
  • 精神的な安定は生きるための重要
  • セロトニンのベースがあり様々な幸せホルモンが効果を発揮する
  • 朝の目覚めをよくし、起床後から15時間後に分泌されるメラトニンの原料になる
  • メラトニンは覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用がある
  • 腸内で生成されるほか、朝日を浴びることでも生成される

オキシトシン

  • 愛情ホルモンと呼ばれる

オキシトシンの効果
・幸福感を高める
・睡眠の質を上げる
・社交性を高める
・免疫力を上げる
・不安や恐怖を軽減する
・ストレスを緩和する

  • オキシトシンの有名な研究に「人と30秒抱き合うとストレスが1/3軽減される」という結果がある
  • オキシトシンを分泌させればさせるほど日々のストレスが軽減される
オキシトシンの分泌方法
・良い香りを嗅ぐ(ラベンダーがおすすめ)
・人の肌に触れる
・ペットを愛でる
・肌触りのよいものに触れる
・会話で人と心を通わせる
・マッサージを受ける
・見返りを求めず誰かの役に立つ
・植物を育てるて愛でる
・何かに感謝する

ストレス解消の手順

腸内環境を整える

  • 脳と腸は「脳腸相関」という関係性にある
  • 腸内環境が変われば脳内も変わる
  • 腸内を善玉菌優位に保つために「整腸剤」を飲む
  • オススメは「酪酸菌」が配合されているもの「ビオスリーHi錠」「強ミヤリサン錠」




バナナを食べる

  • 善玉菌の餌となる「食物繊維」が多量に含まれる
  • 「セロトニン」の原料となる「トリプトファン」と「ビタミンB6」を含むため、精神安定効果が高い
  • 整腸剤と食物繊維で善玉菌を優位にし、腸内へセロトニンの原料を送り込むことで、セロトニンを大量に生産する
  • 食べる時間は問わず、1日2本、難しいときは1本
その他の「トリプトファン」「ビタミンB6」を含む食べ物
・大豆製品:納豆、豆腐、味噌
・乳製品:チーズ、ヨーグルト、牛乳
・その他:ピーナッツ、卵、まぐろ、かつお

ぬいぐるみ、抱きまくら、毛布に抱きつく

  • 心地よい手触りの布製品に全身で抱きつくとオキシトシンが分泌される
  • オキシトシンは入眠を促すだけでなく、セロトニンを増やす効果があり、質の高い睡眠をとりやすくなる
  • 抱きつくときは布の感触だけに集中する
  • 雑念が湧き上がったら即座に思考を感触に戻す
  • 「私は柔らかいものに触れている」ことに集中すると瞑想効果が得られる
  • 瞑想はストレスでゴチャゴチャになった脳内を整理する
  • 最低1分以上行う
  • 慣れてきたら時間を5分、10分と伸ばす
  • 気づいたら寝落ちしていたという段階までくるとストレスのコントロールがうまくなったという証拠

実践の効果

ストレスを乗り越えた成功体験

ストレスホルモン温存 → ストレス発生 → アドレナリン・コルチゾールが適切に分泌 → 乗り越える → 成功体験として潜在意識にインプット → 同様な状況が再び発生しても物怖じせず乗り越えることができる

自分が変われば、周囲も変わる

セロトニン効果で精神状態が安定 → 自分の立ち振る舞いが変わる → 周囲の反応が変わる → 更にストレスが減る


青年が思う疑問に、先生がわかりやすく教えてくれる会話形式で進む本です。内容は「整腸剤飲んで、バナナ食べて、ぬいぐるみ抱いて寝ろ」なのですが、それを行動に移し、続けるには「自分が如何にそれに納得するのかが重要」と訴えており、そこをわかりやすくとことん説明してくれます。青年の屈折した思考からでる先生との会話のやり取りが面白い部分でもあるので楽しく読めますよ。読み終わったらきっとAmazonで整腸剤を買っていること間違いないです(笑)

この記事を書いた人
はいぼーる濃いめ

こんにちは「はいぼーる濃いめ」です。

このブログは「パニック障害」になるまで仕事を頑張ってしまった苦い経験でから、「人生を頑張らない」為の勉強をして、こう生きればいいんだ!っていう「人生の攻略本」を作成していくブログです。

調査をまとめた「超要約的なブログ」になるので、忙しい人向けになると思います。

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