3年前に患ったパニック障害により、突然の精神疾患に襲われ、普段の生活や仕事を継続することができなくなり、まさに人生のどん底でした。しかし、そこから多くのことを学び、自分の生活や考え方を改善し続けた結果、先日の心療内科での通院では、「次の1ヶ月で薬を止めて問題なかったら終わりにしましょう」という先生からの言葉を頂戴しました。
その話は別にするとして、今回は私がパニック障害を克服するために最も重要視した「睡眠」について、私がどのように変化を遂げたかを書いていきたいと思います。
きっと同じ悩みをもつ人が多くいて、「自分はこうしたんだよ!」、「あなたもやってみて!」って伝えたい。そういう思いから書いています。
睡眠時間
以前は毎日の残業で変えるのも遅く、夜更かしもしていたので5時間前後しか睡眠時間を取れていませんでした。それに睡眠をそれほど重要視していませんでした。
ですが今は睡眠は心と体の健康に直結し、人生において何よりも大切なものと考えを改め、7時間半の睡眠を確保するようにしています。この程度の睡眠を毎日とると、体調が大幅に改善され、一日中活動的で前向きに取り組むことができます。十分な睡眠時間を確保することは、この「パニック障害」を克服する上でとても大切なことです。
睡眠時間を確保したことで変わった変化
疲れの感じ方と思考パターンが変わりました。
起床後に感じる「ダルい、疲れが取れないな」という感覚が徐々に薄れていく様子を実感するようになりました。起床後の疲れを感じなくなると同時に1日の働いたあとの疲れも感じにくくなり、体調が着実に向上している感じがしました。いつもなら、疲れを感じながら、日々の過酷さを思い出し、「疲れの原因となるものに対する憤り」を抱えながら生活を送っていたのですが、それも徐々に薄れてきて、思考も変化し、ストレスが軽減していきます。
心と体はつながっている、だから体の変化で思考も変わるんです。
自分が体調不良のとき、私は「自分だけこんなに辛い状況に陥るのはなぜだろう」「どうしてこんなに多くの仕事を押し付けられなければならないのか」といった考え方をしていました。これらの考えは、自分の状況や周りの人たちの責任ばかりを負わせるもので、自己防衛のための考え方や被害妄想につながってしまい、ストレスが増大していました。
しかし睡眠を改善することで体調が良くなることで、このような「体調が悪い→辛い→原因は○○だ」という、思考パターンが改善され、ストレスが軽減されることが分かりました。睡眠を大切にし、十分な睡眠時間を確保することで、健康的な思考パターンを身につけ、ストレスを軽減することができるのです。
心と体は繋がっているんです。
睡眠の「質」はあとでいい、とにかく優先すべきは「量」なんです
睡眠の質や深さは重要ですが、まずは十分な睡眠時間を確保することが大切です。睡眠不足は身体的、精神的な健康に悪影響を与えるため、しっかりと睡眠時間を確保することが必要です。
この「量」を確保する上で大事なことは、「1日の軸を睡眠にする」ということです。具体的には、睡眠時間を固定することが重要です。
睡眠時間を固定する
就寝時間と起床時間を固定し、それを基準にして前後の過ごし方をルーティン化することが大切です。私の場合、睡眠時間が7時間半ほど必要なので、以下のようになります。
あなたは最近「今日は体が絶好調」という日はありましたか?
「パニック障害」の症状は、不安感や恐怖感、そして体の不調などが現れます。これらの症状が悪化すると、身体的な問題も引き起こすことがあります。しかし十分な睡眠をとることで、私は自分自身をコントロールできるようになり、症状が和らいでいくのを感じました。
睡眠は私たちが健康で幸せな生活を送るために必要不可欠な要素の一つです。十分な睡眠をとることで、私たちは精神的な健康を保ち、身体的な問題を防ぐことができます。パニック障害のような精神的な問題を克服するためにも、睡眠を優先することが大切です。
あなたは最近「今日は体が絶好調!」という日をありますか?もしない場合は、是非今回の睡眠に関する改善を実践してみてください。そして幸せだった日々を取り戻しましょう。
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