パニック障害になって、克服するためにやり始めたこと【朝の散歩編】

Easy-Mode(楽に生きる)

今回は私がパニック障害になってからやり始めたことの一つ、「朝の散歩」について書いていきたいと思います。

自分のパニック障害が会社でのストレスからくるものだと感じていたので、ストレスを解消する方法を探していました。その行き着いた先の1つが「朝の散歩」。始める前まで意味があるのかよくわからない行動だと思っていましたが、続けていくうちに少しずつ変わっていくのを実感しました。

始めるときはよく理解してなくて、疑心暗鬼で「こんなの意味あるのか?」と思っていたのですが、
今は「間違いはない。全人類やるべき。」と心の底から、そう思っています。

是非みなさんもやってほしいし、私みたいに精神を病んじゃった人には特にオススメしたい。
でも私が感じた個人の感想だけではやらないと思います。
それは人間は行動を移すとき、なんとなく「良いものだ」と頭の中で理解していても行動に移せません。何故かというと人間はそこに深い理解や因果関係を理解しないと、行動を起こさないからです。

よく、人におすすめされてもやらないじゃないですか?そんな感じです。
何かの書籍でそう書いてありました。

なので今回は私の体験を踏まえて散歩のメリットを書いていきたいと思います。

「セロトニン」を理解する

朝日を浴びると「セロトニン」が分泌される

朝日を浴びることで「セロトニン」というホルモンが分泌されて脳と体が覚醒します。そしてその「セロトニン」は16時間後に睡眠ホルモンの「メラトニン」に変わります。そうすると自然に夜眠くなります。生活リズムを保つためには必要なホルモンなんですね。

「セロトニン」は幸せホルモン

この「セロトニン」は心の安定にかかせません。これが不足すると情緒不安定になります。「セロトニン」が十分だと精神的に安定するわけですが、精神が安定すると人は幸福感を感じます。私が心療内科に通っていたときの「セルトラリン」という薬を処方されたのですが、これは「セロトニン」を増幅させる効果があるみたいです。このことからも精神的な病気を乗り越えるときにはやはり「セロトニン」が重要になっているのがわかります。

朝日を浴びると体内時計が整う

人間の体内時計は25時間

人間の体内時計は25時間で1日に対して1時間ほど多いみたいです。なのでそのまま何もしないとズレが大きくなって生活リズムが乱れ、時差ボケの様な状態になります。ですがこのズレは朝日を浴びることでリセットされます。生活リズムを保つためには朝日を浴びることは重要なんです。

逆に部屋にずっと引きこもっていると、ズレが大きくなっていずれは昼夜逆転の生活になります。そうしたら、生活リズムが崩れるし、夜の闇との戦いになります。夜の闇っていうのは、夜になると漠然とした不安が湧き上がったり、悩みごとを延々と考えたり、死にたくなったりするアレです。(夜起きているとロクなことがない)

そもそも、人間は朝起きて夜寝るもの、この人間の性質に逆らってはいけません。
逆らったら体と心を壊します。

自然に触れると癒やされる

リラクゼーション効果

自然に触れるとリラクゼーションの効果があるんです。
なので歩いているとき、聴覚、嗅覚、視覚から自然を感じてください。

聴覚:鳥の声、川のせせらぎ、風の音、木の葉の揺れる音
嗅覚:植物やの土香り
視覚:太陽の光、植物

人間としての野生的な本能

人間にとって自然を感じることはとても重要なことなんです。人間って結局、動物だし、自然とともに生きてきた生き物です。人間にも他の動物と同じ様に野性的な本能が今も残っていて、そして体も自然に適応した構造になっています

なので「日光を浴びたり、自然に触れる」というのは人間として必要で自然な事なんです。逆にそうしないと人間としての機能に支障がでて、体調や精神的に崩しやすくなるんです。

なので散歩の道筋はあえて緑が多い公園等を経由してみてくださいね。

運動としての効果

なぜ運動すると気持ちがいいのか

全身運動なので運動不足は解消されます。そして何より運動によってストレスが発散されること。

運動をすると、脳内に「エンドルフィン」と呼ばれる神経伝達物質が放出されます。「エンドルフィン」は、快感や幸福感をもたらす効果があり、これによりストレス感や不安感を軽減するんだそうです。

コルチゾールを理解する

あと適度な運動は「コルチゾール」の過剰な分泌を抑えます。「コルチゾール」はストレスホルモンと呼ばれストレス反応を緩和させます。

「コルチゾール」は「ストレスホルモン」なんて言いますが、悪いホルモンじゃないので誤解しないでください。ストレスから守ってくれる大事なホルモンなんです。なので、過剰な分泌を抑えるということは、それだけストレスに強くなるってことです。

「朝の散歩」メリットのまとめ

・朝日を浴びる→セルトラリン分泌→精神的安定
・朝日を浴びる→体内時計をリセット→生活リズムを整える
・自然に触れる→リフレッシュ→ストレス解消
・運動する→エンドルフィン分泌→ストレス解消
・運動する→コルチゾールの過剰な分泌を抑える→ストレスに強くなる

さあ、始めよう!

小さな行動から

朝に散歩をするだけでこれだけでメリットがあります。どうでしょう?やりたくなりませんか?

最初は面倒くさくて、意味さえ分からずに始めた散歩ですが、私はこれがきっかけで「パニック障害」を乗り越えることができたと思っています。些細な小さな習慣です。ですが、心も安定しましたし、生活リズムが整いました。

もし今も昔の私のように押しつぶされそうな毎日を送っているならば、やってみませんか?最初は面倒くさいなって思うと思います。それはそうだと思います。私もそうでしたから。

最初は玄関をでるだけでいいです。それを乗り越えたら、「なんとなくもったいないから少し歩こう」って思える様になります。小さな一歩で少しずつ変われます。

心のあり方を変えるのは難しい、だから

私は自身の心のあり方を変えるのはとても難しかったです。考え方を変えろとか無理です。そんなことが出来たらそもそもこんな事になっていないし・・・。だから私は行動を変えました。ほら、「行動を変えたら思考が変わる」とか聞いたことあるじゃないですか?小難しいこと考える前に行動しちゃった方が楽ですよ。

あなたが変われること、祈ってます。

この記事を書いた人
はいぼーる濃いめ

こんにちは「はいぼーる濃いめ」です。

このブログは「パニック障害」になるまで仕事を頑張ってしまった苦い経験でから、「人生を頑張らない」為の勉強をして、こう生きればいいんだ!っていう「人生の攻略本」を作成していくブログです。

調査をまとめた「超要約的なブログ」になるので、忙しい人向けになると思います。

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