「パニック障害」を発症してから、増えたのが脳に無数に湧き上がる被害妄想でした。「なんで自分が・・・」「どうなってしまうんだ・・・」と止まることなく頭に中を埋め尽くし、発症前よりもストレスを感じる様になりました。「この苦しみから抜け出したい」と思い、不安や恐怖心に支配される日々から解放される為に行き着いた解決方法の一つがマインドフルネス。
今日はその私を救ってくれたマインドフルネスについて書いてみました。
自分の感情を認識して、自分自身をコントロールする
マインドフルネスは、強い感情(例えば不安やストレスなど)を感じた時に、自分の感情を認識する技術です。マインドフルネスを練習することで、自分がパニック発作を起こす前に感情を認識することができるようになります。これにより自分の感情を認識することができる様になるので、パニック発作を起こす前に自分の感情をコントロールすることができます。つまり自分の感情に支配されずに、自分自身をコントロールすることができるようになっていきます。
症状に対して受け入れる態度を身につける
マインドフルネスは、パニック障害に見られる身体的な症状に対して、受け入れる態度を身につける技術でもあるんです。パニック障害では、心拍数の上昇や息切れ、めまいなどの身体的な症状が起こります。これらの症状に対して、不安や恐怖を感じることってありますよね。でもマインドフルネスを練習すると、自分の身体の症状を受け入れることができるようになっていきます。つまり症状に対する抵抗を減らし、自分の身体と向き合うことができるようになるので、パニック発作を回避することができます。症状に対して受け入れる態度を身につけることで、症状が軽減されたり、発作の頻度が減ったりすることが期待できます。
リラックスすることで自律神経を調整をする
マインドフルネスは、リラックスするための方法を含んでいます。そのため、自律神経のバランスを調整することができます。自律神経は身体の自動的な機能をコントロールしています。例えば、心拍数や呼吸などが含まれます。パニック障害の発作は、自律神経の乱れによって引き起こされることが多いため、マインドフルネスによる自律神経の調整は、パニック障害の治療において有効であるとされています。呼吸法などのリラックステクニックを実践することで、心拍数を下げることができたり、体がリラックスすることができたりするため、自律神経のバランスを調整することができます。マインドフルネスによる自律神経の調整は、パニック障害の発作を抑制するために役立つことがあります。
さあ、軽い気持ちでやってみよう
やり方とか調べると面倒になってしまうので、とにかくYOUTUBEのココイマさんの動画を再生してやってみてください。静かな優しい声で癒やさながらマインドフルネスに集中できますよ。
やる時は誰にも邪魔されない静かな場所が必要です。
私はノイズキャンセリング機能の付いたヘッドホンを使用しながらやってます。
終わった後の感覚が好きなんですが、頭の中と心がスッキリします。
毎日数分が自分のために時間をつくる
1日5分でもいいので習慣化してください。徐々に自分の中の何かが変わってくるのがわかると思います。無駄な煩悩が少しずつ減っていきました。心が安定すると次第に発作の頻度も減っていきました。
最後に繰り返しとなりますが、マインドフルネスによって得られるものは「自己認識を高める」、「症状に対する受容的な態度を促す」、「自律神経の調整を促す」の3つ。この3つはパニック障害の治療に有効であるだけでなく、健康な心と身体を維持するための重要なスキルとしても役立ちますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
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