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1章 「本当は怒りたくないキミへ」毎日、イライラしてたらもったいない!
怒ると「思考停止」してしまう
デメリットはたくさんある
- 「怒りたくて怒っているわけじゃない」と言っている人は、怒りたいから怒っている
- 怒る以外の解決策を知らないか、わからないから仕方なく怒っている
- これでは問題解決につながらないし、思考停止に陥って問題解決から遠ざかる
本当に伝えたい気持ちは何?
一時の感情にながされないコツ
- 「怒り」という感情に翻弄されて自分の感情を見失うことが一番危険
- 相手をなじりたくなったとき、本当に伝えたい気持ちは何なのかを考える
- その気持ちに目を向けると怒りの気持ちはスッと消える
- 怒りの感情が生まれたら、5秒クールダウンする時間をとる
「怒ったら、うまくいった♪」のワナ!
相手によって態度を変えている
- すぐ怒る人は短気だからではない
- 怒る前に「この人なら怒っても大丈夫」と確認して怒っている
- 家で子供が母親を怒らせたとしても、電話があれば声色を変えて冷静に対応する
- 人は自分が思っている以上に怒りに対して柔軟に対応し、相手に合わせて怒りを調整できる
怒ったらうまいくいく
- 「突然キレるタイプ」、「我慢を重ねて突然爆発するタイプ」、「滅多に怒らないけど、怒るとコントロールができないタイプ」など、いろいろある
- こういう人は過去にうまくいったパターンを継続している
- 「突然怒ったときに相手が言うことを聞いてくれた」という成功体験の積み重ねで、怒り方のクセやパターンを形成している
- 「怒ったらうまいくいく」という、「間違った学習」から一刻も早く抜け出す必要がある
「あえて戦わない」メリットは大きい
- もしその場で相手を負かせたとしても、それが恨みを生み出して、いずれあなたに帰ってくるかもしれない
戦えば必ず自分も傷つく - 一番いいのは戦わないこと、怒ったら負け
- 怒りのエネルギーは自分の成長に向ける
- 自分が怒りそうになったら、まず自分の機嫌をとる
2章 「疲労」が怒りを招いていた!カンタンに「怒らない体質」になれる!
睡眠不足を解消しよう
しっかり寝るメリットは大!
- 怒りがわいてくるのは「睡眠不足」「運動不足」「栄養不足」「勉強不足」が原因
- 一番問題は「睡眠不足」
睡眠不足が危険な理由
- 睡眠不足のが恐ろしいところは、思考停止に陥ること
- 「おかしいこと」が「これが当たり前」と思わされる
- 相手を睡眠不足にして思考停止に陥らせて洗脳するという手法は昔から使われる
優先順位をつけていますか?
朝方に切り替えよう
- 脳は目覚めてから2,3時間が最も高いパフォーマンスを発揮する
- 仕事で大きな成果を上げている人は朝の時間に重要な仕事を集中的にしている
- 効率的にやらないと仕事に振り回されることになる
- オーバーワークで仕事をすればするほど、パフォーマンスは落ちる
- 重要なのは「今、何が一番大切なのか」の優先順位をつけること
運動すると、アレが分泌される
ラジオ体操のすごい効果とは
- 適度な運動は健康に良いだけでなく、気分転換にもなる
- オススメは朝のラジオ体操
- 適度な運動は血流がよくなり好感神経も高まり、最高のパフォーマンスを発揮できる状態にしてくれる
「6分読書」のススメ
ストレスも減らせる!
- 「6分の読書」はストレスの68%を軽減する効果がある
- 通勤の移動時間や、なにかの合間を利用すれば、かなりの効果が得られる
3章 「考えグセ」「口グセ」を点検しよう「すぐ怒る」はやめられる!
「そう思うんだね」の効果
相手を否定しない言い方がある
- 「自分が正しい」と思うと必ず怒りや争いにつながる
- だからといって自分は正しくないと思うことは「自己否定」や「自信喪失」につながる
- 「なるほど、あなたはそう思うんだね」という、肯定も否定しない、言い方をつかうと良い
- 相手の言葉を受け入れることが大事
ラブラブになれる行動とは
相手の「好き」を優先しよう!
- 相手の好きな時間、好きな食べ物、好きな場所を確認して、好きなことをしている時に向き合えばケンカにならない
- 相手の「大切なもの」を大事にしつつ、「本当はどんな関係を築きたいのか」という本心を素直に伝える
- 大事な話は相手に余裕があるときにする
「こうしないさい」と言わない
「自分ならこうする」という言い方ならOK
- 「これをしなさい、あれをしなさい」と言ってそうしなかったら怒りが湧く
- だから最初から命令はしない
- とにかく「自分は正しい」「自分は間違っていない」と思わないこと
- あなたが「正義」を持ち出せば、相手は「悪」になってしまう
- 意見を押し付けなければ、怒りは生まれにくい
心豊かな人は、こう考える
「金持ちケンカせず」を自分に言い聞かせる
- 本当に豊かな人は相手をおとしめたり、必要以上に責めない
- この世は「因果応報」、結果的に自分が出したものが返ってくる
「人の悪口を言わない」メリット
嫌いな人に時間を使うのは、もったいない!
- 「悪口を言う」ということは、嫌いな人について考えるという行為
- 冷静に考えると非効率的でもったいない
- そもそも相手の思うツボ
- 人生において、嫌いな人との出会いは「道端にオチているウ○コ」と同じ
- 道端に落ちているウ○コをみつけて、帰ってきてから匂いや形を思い出して怒るのと同じ
- そんなウ○コはさっさと忘れてしまえ
- 頭を切り替えて大事なことに時間を使おう
4章 知らぬ間に傷ついていませんか?心ない相手から、キミを守ろう!
怒りすぎると傷口が広がる
感情をぶつけ合うと傷つくだけ
- 怒る時は、悲しい、寂しい、つらいという気持ちに蓋をしているとき
- カッとなって言い返したり、我慢して言われ続けると、不利益を被るだけでなく、自分の心はどんどん傷ついてしまう
こんなときは、「闘牛士」になれ!
相手の口撃をまともに受けず、ヒラリとかわそう
- 理不尽なクレームや文句を言う客や、SNSで誹謗中傷している人は、牛だと思う
- まともに相手をしていたら、ケガをしてしまう
- だからヒラリとかわして、冷静な次の対処を考える
元衆議院議員の杉村太蔵さん
「なんで、政治家はお前みたいにバカなんだ!」
「それは、あなたのような優秀な方が立候補しないからですよ」
「支配的な怒り」に注意する
◇知らぬ間に威圧していないか
- 助言や言い聞かせたりしたときに、相手が聞かなかったり、支配的な態度をとった時に怒る怒りが「支配的怒り」という
- 「支配的怒り」は人間本来が持つ感情で、否定はできない
- 対応するには相手の立場にになって自分に「気づき」を覚えること
- 正しさは人や立場、習慣によって変わる
- 立場が弱い人をコントロールしようとしない
本当の「嫌われない勇気」とは?
イヤな人でなく、大事な人に目を向けよう♪
- 世の中には一定数、生産性がなく自己満足でしかない誹謗中傷を繰り返す人がいる
- トイレの落書きがなくならないのと同じ
- すべての人間関係において好かれるのは無理
- 嫌われない努力をするよりも、好きでいてくれる人を大事にする
イライラする人間関係は切っていい
逃げたほうがいい人間関係がある!
- 問題の有る人間関係からはとにかく逃げる
- 逃げられない場合は距離を置く
- それでもダメなら学びに変えて自分が成長して、違うステージに行けばいい
- そうすればあとは「いい部分」を引き出す人間関係だけになる
自分を認める
自分にダメだししすぎない!
- 「あなたがどれくらい、他人を受け入れられるかは」は、「あなたがどれくらい、自分を受け入れているか」に比例する
- つまり「自己受容」ができる人ほど、「他者受容」もできる
- 「こんな自分じゃダメだ!」と自己否定しまう人は、他人のことも同じように否定する
- だから「自己受容」ができると人間関係が楽になる
5章「ムダな怒り」振り回されない ピンチを脱する「6つの習慣」
ムカつくことがあったら、成長の機会にする
未来の選択権は自分にある
- ムカつくことを言われて怒るか、「これは神様からのメッセージかもしれない」と改善のチャンスにするかは、あなたの選択で決まる
- 「怒り」のエネルギーをバネにすれば、今までできなかったことも可能になる
そのひと言で100%信頼される
まずは相手を心配してあげる
- 「普通なら怒って当然」という場面で「怒らない」ことを選択し、さらに相手を尊重したり心配してあげれば、その人から絶大な信頼をえることができる
「怒れない人」から脱する
「怒れない」と「怒らない」は全く違う
- 「怒れない人」は反撃を怖がって、自己主張出来ない人
- 「怒らない人」は怒ること、つまり攻撃や反撃はいつでもできるけど、それより大事なものが有るので、自らの選択として「怒らない」こと選べる、自分の意志をもった強い人
- たった一度の人生を顔色を伺いながら生きるのはもったいない
- 怒りたいときには怒っていい、ただその怒りを「怒らない」という、自らの意思で選択する
6章「いいことが起きる人」はこうしている 怒りは「感謝」に変えられる!
「親への怒り」の解消法
◇親の未熟さを責めず、精一杯したことに目を向ける
- 親だからいって完璧にできるわけではない
- 子育てはわからないことだらけ、どれだけ頑張っても未熟
- 親が自分を育てたときのことを想像する
- 親の気持ちになって同情し共感する
- 親の気持ちを想像し、理解することも、親孝行の一つ
人生は、より良く変わっていく
今あるものに感謝する
- 大切なことは気づいて、活かすこと
- 人生は気付いたもの勝ち
- 特に「怒り」には人生をより良くするためのアイデアが詰まっている
- 自分の怒りは原動力になる
- 他人の怒りはビジネスチャンスが隠れている
- 無い物ねだりをする前に、今あるものに目を向ける
4コマのマンガがわかりやすく、しかも面白いので読みやすい本です。
私は結構一人の時に嫌いな人のことを思い出し急にイライラが始まるのですが、それは本書では「道端のウ○コを家に帰ってから形とかニオイを思い出して不快になるのと同じくらい意味のないことだ」とあり、それを読んだ時笑いながら「そうだね」と納得しました。
ほんとココ大好きです。
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