物に埋もれる生活から解放され、心と空間を軽やかにする魔法のような方法があります。それは、捨てることです。身の回りの不要なモノを手放すことで、私たちは意外なほどに豊かさを見出すことができます。今回は、捨てることで豊かさを実感できるモノの中から、特に注目すべき5つをご紹介します。
服
自分にとって本当に必要な服がわかる
不要な服を捨てるために選ぶということは、自分にとって本当に必要な服や好きな服を考えることと同じです。また、自分にとって必要な服がわかるので、自然と無駄な服を買わなくなり、将来的に服の無駄遣いを防ぐことにつながります。
コーディネートに悩まなくなる
クローゼットに多くの服があると、毎日のコーディネートに時間や脳のエネルギーを使います。しかし、服を減らすことによって所持アイテムを把握しやすくなるので、結果自分のスタイルや好みに合った組み合わせを考えやすくなり、毎日のコーディネートに悩むことが減ります。
時間の節約
必要のない服がクローゼットからなくなることで、服を選ぶ時間を節約することができます。必要な服に絞って整理されたクローゼットから服を選ぶのは簡単で効率的です。
スッキリとしたクローゼット
不要な服がなくなったことにより、クローゼットが自然に整理されます。整理整頓されたクローゼットは見た目もすっきり。そしてどこに何をしまったのかがわかりやすくなり、使いやすくなります。あなたのクローゼットは今どうなっていますか?
テレビ
洗脳や消費促進から解放される
テレビは人間の心理を利用し、商品の買い物意欲を刺激するために様々な手法を用いています。テレビをみて「あれほしい!」と思ったら、テレビ側の思うつぼ。テレビの影響を受けずに生活することで、消費行動に無駄な影響を受けず、より自分の意思で物を選ぶことができます。
健康的な情報摂取が可能になる
テレビは時にネガティブな情報やセンセーショナルな報道を強調することがあります。朝からニュースで嫌な気分にさせられたことはありませんか?あなたに必要な情報はスマートフォンを使ってインターネットからあなた自身で集めましょう。そうすることで客観的な情報を得ることができます。
自由な時間が増える
テレビはテレビを見続けさせる人間の心理を利用しています。そして目から耳からそれを受け入れると、ついついやめられなくなり時間を失っていきます。テレビを見ることに費やしていた時間は本当に必要ですか?もしテレビがなかったらその時間をを他の活動に使うことができます。そしてもしその時間を自分の趣味や興味のあることに時間を費やすことができたなら、より充実した生活を送ることができるはずです。
プリンター
スペース
プリンターは昔よりコンパクトになったとはいえ、場所を取り見た目に圧迫感を与えます。プリンターを捨てることができれば、空間を広く使えるようになり、スッキリとした印象を得られます。
ランニングコスト
プリンターの使用には用紙やインク代、電気代がかかります。たまにしか使わない場合でも、インク代の出費が地味に痛いものです。
プリンターの不調
たまにしか使わないプリンターは、使用時に不調が生じることがあります。印刷がうまくいかなかったり、筋が入ったりすることがあります。その都度クリーニングや試行錯誤が必要になりますが、プリンターを捨てればこの悩みから開放されます。
新しいプリンターの買い替え費用
メーカーはプリンターの寿命を3年から5年と想定しているそうです。年月が経つとヘッドが消耗し、印刷品質が低下していくので、3〜5年ごとに新しいプリンターを購入する必要があります。たまにしか使わないなら買わない方がよいです。
アイロン
アイロン不要な服の存在
最近はアイロン不要な素材や加工が施された服が増えています。これらの服は洗濯や乾燥の過程で自然にシワが伸びるため、こういった服を選ぶことでアイロンが不要になります。
アイロン台の不要化
アイロンを捨てれば、アイロン台も不要です。
電気代の節約
アイロンを捨てることで、不要な電気の使用を減らし、経済的な生活を実現します。
本
スペースや見た目
本を捨てることで、収納棚が不要になり、部屋がスッキリします。また未読の本が積まれていると見た目はよくありませんし、「読まなければ・・・」と義務感が生まれてしまいます。
大切な本が見つかりやすくなる
本を整理することで大切な本が見つかりやすくなります。探していた本が奥深くから見つかることもありますので、整理整頓を心掛けましょう。お気に入りの本は他の本と紛れないように注意してください。
衝動買い
自分の本棚の収容力を把握することで、衝動的に本を買いすぎることを防げます。無駄な出費を抑えるだけでなく、自制心も育てられるでしょう。
自分の本当に好きな本だけが残る
必要のない本を手放すことで、本棚には自分の本当に好きな本だけが残ります。自分の好みや趣向を再発見することができるかもしれません。本を通じて自己を見つめ直し、本当に大切なものを見極める機会として活用してください。
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