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人は、正しいかどうかではなく「伝わったこと」で判断する
伝わらないことは存在しないことと同じ
- だからちゃんと伝える必要がある
ゴマすりが評価されてしまう理由
「伝わる」は7階建て構造
1階 – ゴール設定
- なんのために伝えるのか、承認を得るためなのか
- 伝わったあとにある行動をとってほしいのか
2階 – 納得感
- ゴールを達成する為に納得感を得る
- 納得感とは、理解する、腑に落ちること
3階 – 相手ベース
- 「伝えること(言うこと)」は、「伝わること」ではない
- 伝えても相手が理解して腑に落ちていないければ伝わったことにならない
- 伝えただけでは「自分ベース」であって、「相手ベース」の考え方ができていないことになる
4階 – 見える化
- 人は理解したとき、腑に落ちた時に頭の中でイメージできる
- 相手に伝わるということはこの状態のこと
- 話がわかりやすいといわれる人は「見える化の達人」
5階 – 聞く力
- 相手の話をよく聞く
- 相手が伝えたいことを理解する
- 相手に関心を寄せる
6階 – 親近感
- 嫌いな相手の話は聞きたくないし、理解したくない
- 反対に親近感があれば真剣に聞こうとする
- 親近感は相手の話を聞くことで距離が縮まり生まれていく
《 親近感をわかすコツ 》
・共通点をみつける
・相手に興味を示す
・自分のダメをさらけだす
・笑顔
7階:信頼感
- 例えば「できる人」と「できない人」が「たくさんの失敗が成功を引き寄せる」
という話す内容が同じでも相手側の納得感は異なる - 相手を納得させるには信頼が大事
伝わる技術
伝わる技術:比較の法則
- ダメなところを正直に伝えることで、良い部分が引き立つ
(「見た目はイマイチ」だけど「味はバツグン」)
伝わる技術:フリオチの法則
- 伝え方の「フリ」と「オチ」は「振れ幅を大きくして、より価値を見える化する」
たとえば・・・
「うちの子が東大に入った」より
「偏差値が35だった子が東大にはいった」
意外性、驚き、新奇性、憧れがあると、関心や興味が生まれやすい
伝わる技術:ファクトとメンタルの法則
- 伝える時は「ファクト」と「メンタル」を分けて考える
①ファクト(事象・事実)
②メンタル(感情)
伝わる技術:脳内チューニングの法則
- 「言っていることと」「思っていること」の不一致は頻繁に起きる
たとえば・・・
《 上司と部下の会話 》
部下「すごく仕事が大変なんです!」
上司「それが成長につながるよ。頑張ろう」
《 頭のなか 》
部下「忙しすぎるから言っている」
上司「これくらいで泣きごと言うなんて甘い」
《 これを解消するには脳内チューニングが必要 》
①相手とのゴールを共有する
②「質問」でチューニング
③お互いの頭の中を見える化させながら進めていく
伝わる技術:言いかえの法則
- 言いかえは「伝える価値を変換する」「伝える価値をずらす」ときに使う方法
《 例 》
「つまらない」→「工夫不足」
「失敗」→「課題発見」
「不安」→「修行」
伝わる技術:たとえの法則
- 抽象的な話をしたあとに、具体的な「たとえ」を入れることで、意味が伝わりやすくなる
- 伝えたい相手が「理解しやすいもの」を選ぶ
《 例 》
「○○界のユニクロ」
「○○界のスターバックス」
伝わる技術:間の法則
- 「間」をとり、考える時間を作る
- 「間」には、相手が覚える、考える、理解する時間を作る役割がある
伝わる技術:数字の法則
- 具体的な数字をつかって提示するとハッキリ伝わる
《 例 》
1.あなたは多くの人から選ばれました
2.あなたは1000人の中から選ばれました
1.この牛肉はとても希少な牛肉です
2.この牛肉は年間100頭分しか出回らない牛肉です
1.この話のポイントはいくつかあります
2.この話のポイントは3つあります
- 数字を使うメリット
1. 解像度が上がる
2. ポイントがわかる
3. スペシャル感が出る
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この本で一番心に残った部分なのですが、「言いかえ」の部分ででてきた
・言葉を変えることは、思考を変える
・思考が変われば、行動が変わる
・行動が変われば未来が変わる
・言いかえはその第一歩
でした
相手に伝わる言葉も大事なのですが、それは自分自身にも対しても大事なことなんだな思いました
未来を変えるために少しずつでも使う言葉を意識して変えていきたいですね
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