夜ってなぜか、スマホをみて夜更かしをしてしまいますよね。何か意味のある内容ならいいのですが、どうでもよい内容をひたすら見ているだけの事が多いです。そして時間を無駄にしたなと自己嫌悪に陥ります。
この本の内容はそんなあなたに「なぜ夜更かしをしてしまうのか?」「なぜ早起きが大事なのか?」をドーパミンの働きを通して理解を深めてくれます。
説明がとてもわかりやすい本で読み終わった時の納得度がスゴイです。きっと読み終わった時夜の生活が変えて早起きしたくなりますよ。
今回は2回に分けて投稿となります。
なぜ寝不足になるとわかっているのに「消費行動」をやめられないのか
「ドーパミン」を理解する
- やる気を出してくれるホルモン=人間の行動力の源
- 1日で分泌できる量は限りがある=1日の行動に限りがある
- 「楽に」「簡単に」手に入るものに対して大量に分泌される=快楽に反応する行動する
- 時間とともに枯渇していく=夜自分の意志で行動できない
「消費行動」を理解する
- 既存の娯楽や快楽を消費する行動
- タバコや飲酒、動画視聴など
- 脳の報酬系に強く働きかける
- 疲れを感じるほど自分を癒そうと強く求める
「生産行動」を理解する
- 未来につながる自己投資となる行動
- 面倒くさいと感じるものが多い
「快楽原則」を理解する
- 人間が快楽を求め苦痛を避けること
- 楽な方へ流されやすいのはこのため
- 流されないようにするには強い意思力と行動力が必要になる=十分なドーパミンが必要
抗えない「消費行動」→無駄に消費する「ドーパミン」と「時間」
- 夜になると自分を癒すために「消費行動」に走りやすい
- ドーパミンが枯渇すると「簡単に」「楽に」「高刺激」なものを求め始める
- 脳は疲れていればいるほど「快楽原則」が強く働く
- 夜はドーパミンが枯渇しているので自分をコントロールできずにやめられない
- 夜の時間に「消費行動」と「生産行動」を天秤にかければ当然「快楽原則」によって消費行動の方に流される
- 結局ドーパミンと時間を無駄に消費し、睡眠時間を削ってしまう
- 寝て起きても睡眠不足で疲れがとれずだるい、そして昨夜ドーパミンを無駄に消費してしまったため朝からやる気がでない状態になる
人生は「限りあるドーパミンをどう使うか」にかかっている
「アデノシン」を理解する
- 疲労物質であり眠気を誘発する
- 身体が延々と活動を続けて壊れる前に「そろそろ休め」を信号を送ってくれる
- ドーパミンをを抑制し強制的に休ませる
- 睡眠により除去される=疲れが取れる
「ドーパミン枯渇」x「アデノシン蓄積」x「快楽原則に抗えない」=夜は寝るに限る
- 疲労物質である「アデノシン」は時間経過とともに蓄積する
- 「アデノシン」は「ドーパミン」の分泌をブロックする
- 夜は「ドーパミン」が枯渇し、「アデノシン」も蓄積している状態
- この状態で「快楽原則」と戦いながら「生産行動」を行うことは人間の構造として非効率的
- 夜はいろいろと消費行動にかられ無駄使いする行動を起こしやすいので早めに寝てしまおう
朝は「生産行動」がしやすい
- 朝は「ドーパミン」が十分な状態なのでやる気が復活
- 睡眠によって「アデノシン」が除去されているので疲れがない
- 疲れていないので「消費行動」に流されない
- 少量の「ドーパミン」(少しのやる気)で「生産行動」に移りやすい
ドーパミンを理解すれば朝の行動が変わる
- 「ドーパミン」の量には限りがある
- 夜の高刺激な「消費行動」に使用する割合が多いということは、1日全体を通して有意義に活用できる「ドーパミン」の量は相対的に少なくなる
- 活力に満ち溢れた人生を送るためには早起きを習慣化し、夜ダラダラ「消費行動」で無駄遣いする「ドーパミン」の割合を減らすことが有効となる
リンク
コメント